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レインボー・トラウト!!!

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ちょっと気分転換も兼ねて近所の川に散歩に行ってみました。

ここは浅瀬で、川の流れも速い為・・・
私の本命・・・5㎝前後の真鮒は生息していません。

春先に「たらっぺ」(たらの芽)でも採ろうと思い、
めぼしい樹をチェックして歩いていると、

小さな小川の流れ込みを発見。

小川を覗き込むと・・・
3㎝前後の小魚の群れがウヨウヨ・・・

どーせ? ウグイかオイカワの稚魚だと思ったのですが、
試しに車に積んであった釣り道具を出してみました。

仕掛けを小川に投入後・・・

案の定!?

何のアタリもありませんでした。
稚魚達が小さ過ぎて餌を食べません。(悲)

・・・と、そこへ本流から、何やら波しぶきが!?

この波しぶきと連動するかの様に?
小川の流れ込みにいた3㎝前後の稚魚達が
飛び跳ねながら逃げ回り始めました・・・

何事かと思い、自分の仕掛けのウキを探すと
ウキが見当たりません。

とりあえず・・・
「アワセ」てみました。

すると、とんでもない「引き」の後、
ハリスがプッツンと切れてしまいました。

真鮒釣りの仕掛けだったので、
ハリスは0.4号・・・

これは、とんでもない大物だと思い、
慌てて道具箱から一番大きい針を探したところ、
手持ちで一番大きい針は、
なんと!?袖針の4号・・・(小さ過ぎ!・悲)

仕方がないので、大急ぎで、
この袖針を道糸に結び、再度、小川へ仕掛けを投入!

目の前には、まだ?
辛うじて波しぶきを巻き起こしている未確認の群れ達が
回遊しておりました。

すると、再び!?
ウキを根こそぎ持って行ってしまうほどの
強いアタリ!!!

勿論!思いっきり「アワセ」ました。

今度はヒットです。
ギリギリのところでハリスが持ち堪えている感じ?
竿を立てると道糸が「ギキュイーーーン」と
悲鳴をあげました。

慌てて小川の土手を獲物に合わせて右往左往すること
10分前後・・・

今度はハリスを切られることなく、
なんとか水面まで寄せ上げてみたら・・・
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なんと!!!

天然のレインボー・トラウト(虹鱒)!!!

群馬県高崎市で生まれ育った私ですが・・・
普段、真鮒釣りばかりしていたので、
近所の川で天然の虹鱒を釣ったのは、
これが初体験です!(驚)

・・・と言うか!?
天然の虹鱒って、高崎界隈で泳いでいましたっけ?

私が幼少だった頃は毎日、釣りしていたんですけど、
こんなの釣ったこともないし、他の釣り人達が
虹鱒を釣っているところを見たことも
ありませんよ・・・(驚)

なんか、最近・・・
近所でバナナの樹に実がなるし・・・

今度は近所の川で虹鱒!?

生態系は大丈夫なんでしょうか?(心配)

まぁ、とりあえず・・・
話を元に戻します。(釣りの続きです)

その後・・・

目の前の小川で小魚を追い回す波しぶきは
まだ止まず・・・

慌てて、2投目の仕掛けを小川へ・・・

すると!
ウキが立つ間もなく、仕掛けが根こそぎ横走り!?

これに思いっきり「アワセ」ると、
更に!とんでもない「引き」・・・

今度も小川の土手を右往左往すること15分・・・

やっと手元まで引き寄せた獲物は!?
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これまたレインボー・トラウト!!!

しかも、巨大過ぎて?
ちょっと鮭っぽい顔していました。

取り込んだ後・・・
気がつくと、自分の足が緊張と興奮で震えておりました。(笑)

我が人生「初」の超!大物です!

そりゃぁ、そーですよ!
普段、5㎝前後の真鮒が本命の
釣りしかしてないんですから・・・

この後、波しぶきをあげていた虹鱒の群れは
何処かへ・・・

残されたのは、逃げ惑う小魚達のみ・・・

まるで竜巻に巻き込まれた様な突然の出来事・・・

ここで、本日の散歩・兼・釣りは終了にしました。
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本日の釣果です。

獲物が大き過ぎて魚籠に入りませんでした!

因みに・・・
私の魚籠の入り口(丸い口部分)の直径が14㎝です。
自宅に戻り、写真の寸法を基に比率計算したところ
大きい方の虹鱒の体長は、なんと!約51.3㎝です。(驚)

追伸・・・
次回からは釣り道具入れに巻き尺も加えることにしました。
まぁ、本命の真鮒釣りでは絶対に必要ない道具ですが・・・

ではでは・・・
本日の釣りの内訳です。

釣り開始時刻・・・13時34分
釣り終了時刻・・・14時18分
合計釣り時間・・・・・・44分

仕掛け・・・

竿・・・・・へら竿(12尺)
道糸・・・・0.8号
ハリス・・・0.6号
針・・・・・袖針4号
餌・・・・・グルテン(大笑)

本日の釣果

巨大虹鱒・・・2匹

本当は自宅に持って帰って食べたかったのですが、
釣った場所の流れ込みの小川が生活排水の垂れ流しの為、
悪臭を発しており・・・
やもーえず、2匹とも現地放流しました。

まさに・・・「千載一遇」とはこのこと。

たぶん・・・
二度と、この場所で同じ出来事は起こらないでしょう。

私自身、この場所で竿を出す気はありません。

なんか、夢を見ているような気分です。

貴重な「出会い」と豊かな自然に感謝です!