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読書

2008.09.01

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展覧会の受付を数日頼まれ、誰もいない時には本を読んでいました。久々に本を読みました。日頃、銅板に細かい作業をしていたりするので本を読む気になれず(目が疲れるので)・・ですが受付をしているのに銅版画をゴリゴリ作業する訳にもいかず・・(本当はそうしたいのですが)。
しかしながら選んだ本の内容はバラバラです。わたくしの作品も同じ人がつくったように思えないなんて言われる事もあります(服装も同じような事を言われた覚えがあります)・・自分の中ではそれなりの線引きはあるのですが、範囲が広いのでしょうか?自分ではよくわかりません・・。ところでこの三冊なかなか面白かったですよ。特に「アルケミスト」は何かを強く望めば宇宙すべてが助けてくれるという内容でアルケミスト(錬金術師)の導きにより宝物を見つけに行く話です。それには前兆に従うとか,心の声を聞きなさいとか共感できる内容でもあります。以前外国映画の「ストーカー」(ここでは夢を叶えることのできる場所への案内人という意味)も似た感じで個人的にはとても好きでしたが、知人たちには「つまらない」「寝てしまった」など不評でしたが・・・。反面「思いでトランプ」は現実に引き戻されると言うか、できればさけて通りたいような生々しさがある内容でした。
「ジーキル博士とハイド氏」は昔の映画で見た覚えがありますが、原作を読むのは始めてです。これが120〜130年前にかかれたというのは驚きです。こういった類のものも大好きなので面白かったです。